仮想レポートスイート

仮想レポートスイート(VRS)は、実装されている既存のベースレポートスイートより上位のレポートスイートです。仮想レポートスイートには、事前に 1 つ以上のセグメントが適用されています。

このため、事前にセグメント化したレポートスイートへの権限をユーザーに与えることができます。仮想レポートスイートは、制限付きのセグメントと考えることができます。組織が Adobe Analytics に送信するデータが増えるにつれ、データセットやレポートに含めるセグメントを制限する必要が生じます。こうすることで、組織内のビジネスユーザーに、そのユーザーにとって必要なデータのみを表示することができます。

例えば、グローバルレポートスイートのうち、地域ユーザーに関連するデータのみを表示するよう制限したい場合は、「ヨーロッパ、中東、アフリカ」仮想レポートスイートなど、地域固有の仮想レポートスイートを作成してから、グループ権限を設定し、ヨーロッパ、中東、アフリカのユーザーのみが該当するデータを表示できるようにします。その他、複数のブランドを扱っている場合に、ブランドレベルで特定の仮想レポートスイートを作成したり、事業単位レベルでレポートスイートを作成することもできます。

仮想レポートスイートは、次のことに役立ちます。

仮想レポートスイート(VRS)は、eVer 設定、処理ルール、分類など、ベースレポートスイートのサービスレベルのほとんどを継承しています。次の設定は継承されません

注意:仮想レポートスイートの親に指定できるレポートスイートは 1 つのみです。

仮想レポートスイートとベース/親レポートスイートの比較

機能 仮想レポートスイート ベース/親レポートスイート
リアルタイムまたは「現在のデータ」のレポーティング ×
すべての Analytics ツール(Report Builder、Ad Hoc Analysis、Analysis Workspace など)で機能
注意:仮想レポートスイートとして編集や指定ができるのは、Reports & Analytics 内のみです。ただし、他のツール内でも、レポートスイートのドロップダウンで選択することは可能です。
データのアップロード(SAINT 分類、データフィードなどを使用) ×
DL レポート、ブックマーク、ダッシュボード、ターゲット、アラート、セグメント、計算指標などの作成
権限グループへの個別の追加
管理者機能を使用した個別設定の編集(管理者レポートスイート) ×(親レポートスイートの設定を継承)