Marketing Cloud ID を持つ訪問者

Analysis Workspace とセグメントビルダーで使用可能です。

Marketing Cloud ID を持つ訪問者の数を示します。どのページに Marketing Cloud ID サービスがデプロイされているかを把握でき、他の Marketing Cloud ソリューションと共有できる訪問者の数を把握できます。また、この Marketing Cloud に共有されるセグメントでこの指標を使用することもできます

重要:この指標を表示するには、レポートスイートで Marketing Cloud 訪問者 ID サービスを実行している必要があります。

Marketing Cloud ID 設定のデバッグ

Marketing Cloud ID を持つ訪問者指標は Adobe Analytics の有用な指標で、Marketing Cloud ID サービスの設定の検索とデバッグに役立ちます。この指標は、レポートスイートの訪問者のうち、Marketing Cloud ID サービスから Marketing Cloud ID を割り当てられている訪問者の数です。この指標は、特定の Marketing Cloud 統合が想定どおりの数の訪問者を共有していない可能性がある場合にその原因を診断したり、MCID がまだ導入されていない可能性のあるサイト領域を特定したりするうえで、非常に役に立ちます。

「Marketing Cloud ID を持つ訪問者」指標を使用するには、次のページレポートのような任意のレポートに指標としてドラッグするだけです。



この例では、各ページの実訪問者数が Marketing Cloud ID を持つ訪問者と同じ数になっていることに注意してください。ただし、実訪問者数の合計数は Marketing Cloud ID を持つ訪問者の合計数より大きくなっています。まだすべての訪問者に MCID を設定していないページを見つけるには、次のような定義の計算指標を作成します。



この計算指標をレポートに追加することで、MCID を持たない訪問者の数が最も多いページがひとめでわかるように、ページレポートをソートすることができます。



これで、「Product Quick Views」ページに Marketing Cloud ID サービスが適切に実装されておらず、このページをできるだけ早く更新する必要があることがすぐにわかります。ブラウザーのタイプ、サイトセクション、コンテンツタイプなど、任意のタイプのディメンションに基づいて、同様のレポートを作成することができます。

MCID を持たない訪問者がいるページを特定したら、その情報を実装チームにフィードバックして、それらのページを修正してもらうことができます。

場合によっては、MCID サービスがページに実装されていても一部の訪問者に MCID が設定されていないこともあります。そのような場合、原因として最も可能性が高いのは、Analytics JavaScript または DTM のよくある設定ミスで、レポートスイートが用意される前に AppMeasurement 関数が呼び出されることです。これを避けるには、適切にコア AppMeasurement コードを挿入します。

上記の「Product Quick Views」ページに基づくセグメントのうち、Marketing Cloud と共有しているものはすべて、他の Marketing Cloud ソリューションとの一致率が非常に低くなる可能性が高いことに注意してください。任意のセグメントの MCID 適用範囲を確認するには、次のようなレポートを作成します。



このテーブルでは実訪問者数と Marketing Cloud ID を持つ訪問者の数を比較していますが、これを見ると、「セグメント 1」の MCID 適用範囲が 100%でないのに対して、「セグメント 2」の場合は 100%になっていることが容易にわかります。つまり、セグメント 1 を Marketing Cloud と共有しても、合計 3,859 人の訪問者のうち 2,186 人しか共有対象にならないということです。