会社宛先の管理 manage-company-destinations

Audience Manager の宛先を作成、編集および削除します。

詳しくは、Audience Manager ユーザーガイド ​の「宛先」を参照してください。

会社宛先の作成または編集 create-edit-company-destinations

各セクションにスクロールして、Audience Manager の宛先の新規作成、または既存の宛先の編集手順を参照してください。

宛先を設定する前に、Experience Cloud のパートナー統合のページを参照してください。このページには、Audience Manager パートナー統合のそれぞれについて入力する必要がある個別の情報について記載されています。

クライアントが Audience Manager で Adobe Media Optimizer を宛先として使用したい場合は、Adobe Media Optimizer で設定する必要があります。

「宛先」タブに移動 navigate-destinations

  1. Companies ​をクリックし、目的の会社を検索してからクリックして、Profile ページを表示します。「Search」ボックス、またはリストの最下部にあるページネーションコントロールを使用すると、目的の会社を検索できます。目的の列のヘッダーをクリックすると、その列を昇順または降順に並べ替えることができます。
  2. Destinations」タブをクリックします。
  3. 新しい宛先を作成するには、「Add Destination」をクリックします。既存の宛先を編集するには、「Name」列で宛先の名前をクリックします。

基本設定 basic-settings

Basic Settings ウィンドウの各フィールドに入力します。

  • Name:(必須)この宛先の名前を指定します。

  • Description: ​この宛先に関する説明を指定します。

  • Type:(必須)目的の宛先タイプを選択します。

    • Bulk ID:プラットフォーム間での同期 ID。
    • Bulk Trait:特性情報を一括で複数のプラットフォームに送信します。
    • Bulk Segment:セグメント情報を一括で複数のプラットフォームに送信します。
    • S2S:サーバー間宛先を使用して、リアルタイムデータとバッチデータを複数のプラットフォームに送信します。
  • Auto-Fill Destination Mapping:(S2S のみ)オプションを選択します。

    • Segment ID: ​この設定を選択した場合、宛先の値のマッピングとして Audience Manager のセグメント ID が入力されます。
    • Integration Code Value: ​この設定を選択した場合、宛先の値のマッピングとして Audience Manager の統合コードが入力されます。
  • User ID Key:(必須)この宛先で使用するユーザー ID キーをドロップダウンリストから選択します。

この ID はマスターデータソース ID として使用します。これにより、ファイルに送信されるユーザー ID が決定されます。

NOTE
Bulk ID 宛先タイプの場合、Audience Manager、User ID、または Adobe Experience Cloud ID を使用することはできません。

データソース ID(DPID)がドロップダウンリストに表示されない場合、データソースの設定ページで、データソースレベルの「Outbound」チェックボックスをオンにする必要があります。

  • Target Data Source:(必須)この宛先で使用するデータソースをドロップダウンリストから選択します。この設定により、送信データのラベル付けができるようになり、クライアント側で別々のシステムに取り込めるようになります。
  • Foreign Account ID: ​この宛先で使用する外部アカウント ID を指定します。これは、受信者側のシステムでこの送信データの識別値となります。
  • Outbound Sample Rate Denominator: ​返されるデータの総量が不明な場合、この設定を使用して、全量ではなく、サンプル量のデータのみを返すようにします。この数値を調整して、データの比率を指定します(例えば、100 と指定すると標準のデータ量の 100 分の 1 が返され、10 と指定すると標準のデータ量の 10 分の 1 が返されます)。デフォルト値は 1 です。この場合、すべてのデータが返されます。

リアルタイムデータ(S2S の宛先の場合) realtime-s2s

S2S の宛先を作成する場合、以下の各フィールドに入力します。

Servers:この宛先で使用する HTTP サーバーを選択します。Format:この宛先で使用する形式を HTTP only ドロップダウンリストから選択します。

NOTE
S2S の場合に限り、画面上の「Off」/「On」スライダーを使用して、「Realtime」と「Batch」のいずれかの宛先を有効にできます。両方のオプションを無効にすることはできません。

バッチデータ batch-data

Bulk ID、Bulk Trait、または Bulk Segment の宛先の場合は、以下のフィールドを入力します。

  • Protocol:(必須)この宛先で使用するプロトコルをドロップダウンリストから選択します。

    • FTP
    • HTTP
    • S3
  • Servers:(必須)この宛先で使用するサーバーをドロップダウンリストから選択します。

  • Format:(必須)この宛先で使用する形式をドロップダウンリストから選択します。形式は上で選択したプロトコルによって、HTTP 形式またはファイル形式のいずれかとなります。

  • Sync Type:(必須)この宛先で使用する同期タイプを選択します。これは、クライアントが送信オーダーに含めるユーザーアクティビティのレベルを表します。クライアントがプロパティからのセグメント認定のみをおこなう場合は、「Customer」を選択します。すべての Platform ユーザーにまたがるオフサイトアクティビティからのセグメント認定を含める場合は、「Audience Manager」を選択します。

  • Customer:選択した期間について、クライアントのプロパティのみで(クライアントの PID に関連付けられている)特性認識が少なくとも 1 件あるアクティブユーザーがファイルに含まれます。リアルタイム ​セグメント認識を宛先に送信する場合、クライアントはこのオプションを使用する必要があります。

  • Platform:選択した期間について、すべての Audience Manager クライアントのプロパティの任意の箇所で(すべてのクライアント PID に関連付けられている)リアルタイムインタラクションが、ID 同期か特性認識かを問わず、少なくとも 1 件あるアクティブユーザーがファイルに含まれます。完全な ​セグメント認識を宛先に送信する場合、クライアントはこのオプションを使用する必要があります。

  • Lifetime:宛先が作成された後の、すべての Audience Manager クライアントプロパティの任意の箇所で見られるアクティブユーザーがファイルに含まれます。

  • Sync Type Lookback Period:「Customer」または「Platform」を選択した場合は、期間を選択します。ファイルには選択した期間のアクティブユーザーが含まれます。次に、オーダータイプを選択します。これは、パートナーとの各送信統合の頻度と範囲を表します。差分オーダーと完全オーダーのいずれかを選択します。

  • Incremental Scheduled Run:実行するたびに、Audience Manager は前回の送信オーダー以降に認定された新しいユーザーのみを送信します。Audience Manager で差分同期処理を実行する間隔を選択します。例えば、24 時間ごと、7 日ごと、30 日ごとを選択できます。また、実行しないようにすることもできます。

NOTE
最初の差分オーダーでは、それより前に宛先に送信されたユーザーがいないので、完全オーダーと同じになります。
  • Full Sync Scheduled Run:実行するたびに、Audience Manager は宛先が最初に設定された時点より後のすべてのアクティブユーザーを送信します。Audience Manager が完全同期処理の実行に使用するスケジュールを選択します。例えば、24 時間ごと、7 日ごと、30 日ごとを選択できます。また、実行しないようにすることもできます。
NOTE
完全同期より差分同期の方をより頻繁に使用することをお勧めします。差分同期では、新しい特性認識または ID の同期を含むファイルしか送信されません。完全同期では、新しい認識や ID の同期の有無にかかわらず、すべてのファイルが送信されます。Full Sync Scheduled Run 設定の使用は、クライアントが送信データ量を抑えるためにすべてのユーザーの完全コピーを必要とする場合のみにしてください。

データソースの設定 configure-data-sources

Bulk ID、Bulk Trait、または Bulk Segment の宛先の場合は、以下のフィールドを入力します。これらの設定により、データソースに関連付けられているすべてのデータ(選択したタイプにより、特性、セグメント、ID のいずれか)を送信できます。

  • All Unrestricted First Party Data:すべてのファーストパーティデータソースを使用する場合に選択します。このオプションを選択すると、「Available Data Sources」の各オプションは無効になります。
  • Available Data Sources:矢印を使用して、データソースを「Available Data Sources」ボックスと「In File Data Sources」ボックスの間で移動します。

保存とファイナライズ save-and-finalize

すべての必須フィールドに入力すると、「Save」がアクティブ化されます。「Save」をクリックすると、宛先の作成処理がファイナライズされます。

会社宛先の削除 delete-company-destinations

宛先を削除するには:

  1. Companies」をクリックし、目的の会社を特定してからクリックして、その後「Destinations」タブをクリックします。
  2. 目的の宛先の「 」列で「Actions」をクリックします。
  3. OK」をクリックして削除を確定します。
NOTE
宛先にセグメントがマッピングされている場合、その宛先は削除できません。
recommendation-more-help
3d9f8cff-f6d8-4dcd-966c-cf2ea03db934